人間関係は「間合い」を意識する

人脈は、起業準備段階から意識して行動することで、しだいに広げることができます。

起業後はさらに多くの人との出会いがあり、互いにいい関係を構築できる人たちが増えてきます。

しかし、すべての人と密に付き合うことは、時間的にもビジネス的にも無理や無駄があります。

そういう意味では、「人脈を絞る」意識ももっておく必要があり、相手によって「付き合い方の密度」を変えていくことが重要です。

起業すると、様々な人との関わりが出てくるので、サラリーマンのとき以上に人間関係を意識する必要が出てきます。

でも、「めんどくさい」と思う必要はありません。

サラリーマンは、嫌いな上司など付き合う人を選べない場合がものですが、起業家はむしろ付き合う人は選ぶべきです。

嫌いな人と無理して付き合っても、ビジネスでプラスにならなければ意味がないからです。

起業するなら「人間関係の間合い」を意識することが重要です。

これには、三つの意味があります。

一つは相手によって「付き合いの距離感」を考えるということです。

つまり、あなたが「親しく付き合うべき」と判断した人とは、積極的にアプローチして接触を密にしますが、逆の人とは徐々に距離をおけばいいのです。

「人間関係の間合い」の二つ目の意味は、「タイミングを見計らう」ということです。

親しく付き合いたい人がいても、その人が忙しい時期に接触しようとしても嫌がられます。

相手の状況を見ながらタイミングよく接するということです。

三つ目の意味は、駆け引きが必要な相手に対して、自分が有利になるような「間合い」をとるということです。

起業してビジネスを始めると、交渉しなければならない場面が多くなります。

剣道やボクシングなどの格闘技を想像すれば理解できると思います。

相手とあなたとの力関係で接近戦をとるのか、少し離れて戦うのかを考えることが「勝敗」を左右します。

格闘技でいう「間合い」には、「距離」だけではなく、心理的「間合い」、時間的「間合い」があるといわれています。

ビジネスで駆け引きする場合も、この三つの「間合い」を計りながら、強気に自己主張するだけではなくうまく「押したり引いたり」する交渉力が必要です。

さらに、人の本性を見極めることも重要です。

起業すると「こんないいビジネスがありますよ」などといって、誘いをかけてくる人が大勢寄ってきます。

もちろん、本当にいい話のことも少なくないのですが、中にはダマそうとする人もいます。

そんな人に引っかからないように、人の本性を判断する眼をもなければなりません。

たとえば、フランチャイズシステムへの加入の勧誘などで、騙すつもりまではなくても、いいことばかりを並び立てる人がいます。

それを鵜呑みにして加入したところ、お客さんを集めることができずに行き詰まったという事例がたくさんあります。

いいことばかり言う人を簡単に信用するのではなく、失敗事例などやデメリットについても質問して、実態を知るようにすることが重要です。

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